子宮筋腫になったカラダとココロ

手術、薬に頼らず子宮筋腫を治すために退職を決意。その後体が急変し手術をすることに。

子宮筋腫腹腔鏡手術、その後③

石垣島での1ヶ月の生活が終わり、それから張り合いのない日々を過ごしていた。

25年間、同じ生活を繰り返していたためか、"することがない"ということがストレスに。笑

家にいることが耐えられず、どこかへ旅をしよう!と思い立ち、ネットで色々と検索していたら、良さそうなゲストハウスが見つかった。

その地域は、7月から9月初めまで踊りが開催され、町は賑わいを増すという。そのゲストハウスが、踊り期間の2カ月間、その地域で生活をしながらアルバイトできるところを紹介してくれるという。

これはなかなか面白そうだ…と思い4泊申し込んだ。

そして滞在中に働く場所、住む場所が決まり、新しい生活が始まった。

 

私が働くこととなったところは、販売、接客、町の案内、外国人客の対応…をしなくてはならなくて。

販売・接客ってしたことないけど出来るんかしら?町の案内って町のこと何も知らないし、逆に教えて欲しいくらいですけど!、英語全く喋れませんけど…と不安まるけ状態で。笑

でも実際働き出してみるととても楽しくて。あれこれ考えて不安になっていたあの時間はなんだったんやろ?と思える程だった。

時間の流れ、働き方、出会う人達・考え方…全てが新鮮で。今まで狭い世界で生きてきて、私の中で出来上がっていた"あたりまえ"が覆され、こんなにも自由でいいんだ、ゆるくていいんだと、ガチガチになっていたココロとカラダがほぐれる感覚があった。

その頃、久しぶりに会った地元の友達に「キラキラしてる」「顔つき変わった、表情柔らかくなった」と、変化が外にもにじみ出ていたみたい。

 

こうしなきゃ!とか、こうあるべき!とか、自分にはムリだ!と限定してしい、自分自身を追い込んで悩んだり、もがいたり。

でもどんだけ悩んでも、もがいても、"なるようにしかならない"んだよなー。

そりゃ、なるようになるさ〜なんて楽天的に思えないくらい、悩んでしまうこともある。けど、結果、なんとかなっている。その、"なんとかなっている"経験が多い程、悩みの深さや時間は少なくなっていくんだと思う。

実際、私は病気をしたけど、なんとかなっていて。

退職したっきり無職だけど、なんとかなっていて。

父親が亡くなってドン底だったけど、なんとかなっていて。

失恋しても、人間関係でつまづいても、買った物が次の日セールになって悔しくても、なんとかなっている。

この先、なんとかならない問題や悩みが出てくるかも知らないけど、きっと世の中なんとかなるように出来てるんだ、って思う。